INTA(国際商標協会)の年次大会に来ました
私は今、ボストンで2019年5月18日から5月23日までの会期で開催されているINTA(国際商標協会)の年次大会に来ています。
今日は、その中間リポートをお届けします!
INTA(国際商標協会)とは
INTA(国際商標協会)は、ブランドオーナー(企業など)と、商標に関係する専門家(弁護士、弁理士、学者など)で構成されたグローバルな団体です。
商標やその周辺の知的財産の保護や活用を支援している団体です。
そして、毎年開かれる年次大会は、10,000人以上の会員や関係者(政府関係者含む)が一同に会するINTA最大のイベントです。
会期中は、セミナーやワークショップが毎日開催されます。
また、関連サービスを提供する企業・事務所が出展する展示会場が設営され、人的ネットワーク作りのためのスペースが提供されます。
これらにより、意見交換や情報収集、ネットワーク作りをすることができます。
何しに行くの?
人によって目的は様々ですが、私は、主に人的なネットワーク作りをしにINTAの年次大会に参加しています。
なぜか?
商標権は、国ごとに発生する権利です。
そして、外国で商標権を取得しようと思うと、その外国の特許庁に手続きをしなければならず、各国の代理人(弁護士・弁理士)に依頼をする必要があります。
その時に、良い代理人を知っているかどうか、代理人との意思疎通をうまくできるかどうかが、カギになります。
そのため、毎年、INTAの年次大会に参加して、人的なネットワークの維持や開拓をするのです。
最終的にはお客様のブランド保護につながる活動です。
スケジュールなど
日中は会場やその周辺のホテルのロビーなどで、外国代理人との面会をします。
例年、一日に5~8ほどの面会予定を入れるのですが、今年は、独立後初めての参加ということもあり、面会予定は少なめにして、会場をうろついて新しいネットワーク作りをすることにしました。
それでも会場では顔なじみの人とばったり会ったりして、3日で100枚以上の名刺交換をしました。
夕方以降はいろんな事務所がレセプション(主に立食形式のパーティ)を開催するので、それに顔を出して、新しい知り合いを増やしていきます。
遊んでいるわけではありませんよ(笑)。
さいごに
残りの会期は2日となりました。
積極的に情報収集と人的ネットワーク作りをしていきたいと思います。